日本酒ってたいていのご飯と合うと思っているんです。だってお米だから。

と、稲作ジャパニーズ丸出しの気持ちのわたくし坂の猫なのですが、ありがたいことに同じように考えている素晴らしいかたがたもいらっしゃいます❤️

そんなこんなで9月の終わり、日本酒の変態で有名な竹口さん(鎮守の森さん)と、レカンにいらした高良シェフが今年オープンされたフレンチレストラン ラフィナージュさんとのコラボイベントに行ってまいりました!

メニュー
日本酒のラインナップ
お食事のコースメニューとご挨拶
会の冒頭にご挨拶する竹口さん


アミューズ。ちっこいのに複雑な旨み!
チーズのシュー、竹炭のマカロンにクミンの入った人参ムース乗せ、豚のパテ。
下はバゲットとエシレバター!バターおいしい!持って帰りたい!

ここからのお料理と日本酒はメニューをご覧ください笑

おいしい…おいしい…

高良シェフ
チョコレートケーキのようなフォアグラさん。
イチジクソースのリンゴ酸、フォアグラの赤ワインの酸、長珍の多めの乳酸という組み合わせは通常はしないがこれからのコースの長さを考えてあえて酸の組み合わせにした、と竹口さん。

本日もたくさんの木本グラス
ここまでに使用されたグラスたち。これ、、全部鎮守の森からレカンまで人数分運んできてるんですよ…それだけでもうほんとに感服

ソースのちょんちょんが可愛いひと皿。

刈穂のホワイトラベルは最終的に白麹を使ってるとのこと。たとえば焼酎によく使われる黒麹で作るとベリー系の味わいになるらしいです。
甘鯛、バター、松茸の複雑な旨みに合うので今回はこの刈穂にしたそうです。お肉、まさかの15歳10ヶ月まで大切に育てられた【なおみちゃん】! もうね、牛ではおばあちゃんだそうです。本来なら固くなって旨みもなくなるそうなんですが、お肉のスペシャリスト新保さんのお手当てでとてもとても老齢とは思えない、本当においしくなりました。
この超久は蔵熟成とのこと。

ここでもうひとつ、本日の参考出品酒✨


なおみちゃんと同い年の広島の龍勢ひやおろし…!15BYのひやおろし…!?
もう蔵にもない、酒屋にもどこにもない。竹口さんがずっと寝かせていた大切なお酒です。今回は大切ななおみちゃんをいただくということで同い年のお酒をご用意されたとのこと。
この龍勢、本当に世界で最後の1本でした。
お酒造りはそもそも簡単なことではありませんし、藤井酒造さんは台風で蔵が被災したため通常に作れるようになるまで大変な状況もありました。
このひと皿と一杯、命をいただくということを体現してくれました。上段、アイスクリームに青海苔って何考えてるの?とふつーなら思いますが最高でしたね。
下段、おはぎに見えるのがイチジクのコンポートのごまソースがけ。割ってみると真っ赤な果肉!エロいっす

デザートに合わせたお酒たち。
華鳩は相変わらずこっくりとおいしい。ボトルのラベルがかわゆすぎ~

お茶と焼き菓子。
シュガーポットも可愛い❤️

いやー、至福のときでした!
お料理も最高に素晴らしかったし、その日の温度や湿度まで計算に入れるペアリング&マリアージュはいつも素晴らしいです!!数年前のレカン時代にも鎮守の森にて高良シェフ出張でコラボイベントをされたそうなんですが、そのときはわたしはどちらにも伺ったことがなかったんです。
インスタでその様子を拝見したのちに鎮守の森に通うようになってから、いつかまたやってくれないかなーと願っていましたのでもう本当に大満足❤️

ごちそうさまでした!!