コースの和食屋さんと一言でいっても、やはりご主人のカラーがあるためお店も様々です。

大森にあるみこころやさんはいい意味でギャップがあります。江戸っこかな?と思わせるトークとは裏腹に優しく慈愛に満ちてるようなお料理なのです。

お酒を置いているのに塩味は強くなく、お出汁の深さが素晴らしい❤️

6月頭のメニュー

しゃこ、トリ貝、胡瓜、わかめの土佐ジュレがけ。

もうね、さわやかでおかわりしたかった!

あいなめとふき、ヨモギ麩のお吸い物。

一番出汁の繊細な深みよ、、

お刺身は縞鯵、本鮪、鯛の昆布締め、ハタ。

昆布締めってほんと好き。たまんないです。

蓮根もちと穴子の生姜餡。

すいません、これもうひとつください。足りません。

穴子Loveだし生姜のこの餡がたまらなく美味。冷房で冷えそうな真夏にも良いと思うの。

スズキの雲丹焼きの柏の葉包み。

これ毎日のおやつにいただきたいわー!

葉っぱを開けるとこんなかんじでした↓

雲丹。大人の柏餅。

天ぷらは帆立、そら豆、 そら豆にししとう。

あー、もうこれだけでこの日の電車の遅延も許せるというもの。

と、日本酒ぐいっと飲みながらもお店(=ご主人)によって天ぷらって違うのね、と再確認。タネと衣のバランスとか。

平目の炊き込みご飯。

出されたとき、色綺麗だけどしば漬けに味がもっていかれそうね…と思いましたがまさかのいい塩梅!みこころやさんはご飯は大中小から選びますが、わたしはいつも中。大はさすがに大きい笑

デザートはメロンのムース。

これがまた断トツにうまい…!

お料理の仕込みも大変でしょうにデザートまできっちりと作られており、いつも感動いたします。

この日は1杯目はビール、あとは日本酒を幹事のかたの選択におまかせしました。徳利とお猪口でいただきまして、だいたいひとりあたり一合前後の、文字通り嗜む程度にしておきました。

予約は毎月何日だったかしら、決まった日に半年先?の月が開放されるそうで電話をかけまくるのみらしいです。幹事のかたにはほんと感謝…!!

カウンターのほかのお客様との会話を拝見していて、ご近所のかたに愛されている名店なんだなと実感します。

次回はもう少しお酒と合わせようと思います!